近年ブーム となっている「熟成肉」。日本にはまだ公式な定義がないそうですが、一定期間低温で保存した肉を指し、質感や味が変化することでお肉の特性が引き出されておいしくなると言われています。
格之進が提供する「門崎熟成肉」の絶対条件は、「指定した熟成庫で20日以上の期間冷蔵保管した国産牛であること」。熟成させることで水分が減り、旨味が強く味わいが濃くなるのだそう。
熟成肉を味わうなら、兎にも角にも「塊焼き」が一番!熟成で濃厚になっている肉汁が逃げないよう、表面積の少ない塊の状態で焼くことで中心部に肉汁を閉じ込めて旨味を逃さずにおいしく焼き上げることができるのだといいます。
今回私たちがお取り寄せしたのは、「格之進 薫格肉塊焼き」。「薫格肉」とは、格之進が製造特許を有する“冷燻”技術により、低温で燻製をかけた牛肉のこと。冷燻することのメリットは、薫格肉を焼いた際に、肉自体が焼けるときに発生する香気成分と燻製の香りが融合して新たな香りに昇華することです。
お肉は120gが3個。熟成度合いをみながら最高の部位を選んで届けてくれます。(※部位の希望についてのご要望には対応ができません)
塊焼きは、格之進提唱の「水風船理論」で焼きましょう。詳しい焼き方の手順はこちらの動画をご覧ください。
今回は、BBQでの塊焼きにチャレンジします。屋外では火加減の調整などが難しくなるものの、ごろっとした塊肉を取り入れると盛り上がり度が増しますよ。
焼く前のポイントは、肉の断面を観察して白い繊維の線を見つけること。この繊維が肉の水分が詰まっているストローのような役割を担っているため、まずは肉汁が流出しないように繊維を縦にしてストローの上下の出口を焼き止めましょう。
ストローの出口である2面を焼いたら、残りの4面を転がすようにしてじっくりと均等に火を入れます。全面を焼くことで肉汁の温度が上昇し、肉汁自体の体積が膨らみお肉が膨張していきます。これが「水風船理論」の由来。水風船のようにしっかりと膨らめば、肉汁を逃さずに焼くことができている証!
お肉の中に火が通り、表面がカリカリになったところで火からおろしてアルミホイルに包みます。この状態で3~5分程度休ませるのも非常に大事な工程!火からおろしたばかりのお肉の中では肉汁が動き回っているため、すぐに包丁を入れるとせっかく閉じ込めた肉汁が流出しやすくなってしまうのです。
外はこんがりと、内側は見るからにジューシーに焼きあがりました。
「今までに食べたことがない味で、一口目で衝撃でした。お肉の旨味と燻製の香りがダブルで口の中いっぱいに広がり、上品で飽きない味です!印象に残る風味なのでギフトにもおすすめしたくなりました。これを送ったらセンスいいと思われること間違いなしですね」(写真左:STOREE SAISONマーチャンダイジング担当・亀井)
「熟成肉といえばやっぱり格之進、というのがバッチリ実感できるお肉!ごろっとした塊肉ならではの存在感ある食べ応えで、香りと旨味を存分に味わえるのが最高ですね。“肉汁の出口を焼き固めて塞ぐ”、“焼き上がったあとに肉を休ませる”というルールを守ったことで、カットした際にも肉汁が溢れ出ることなく口の中でしっかりと味わうことができました」(写真右:STOREE SAISONチームリーダー・照山)
味付けはシンプルに塩胡椒で、もしくは格之進オリジナルの牛醤がおすすめです。
独自の“冷燻”技術により、味だけでなく薫りまでも引き立てられた至福の熟成肉。肉好きの方はもちろん、普段お肉をあまり食べていない人にもぜひ食べていただきたい新たなおいしさを堪能することができました。ご自宅で、BBQで、特別な時間のメインディッシュとしてぜひともみなさまにも味わっていただきたいと思います。
STOREE SAISONでは今回ご紹介した薫格肉塊焼きのほかにも、手軽な焼肉セットやハンバーグなども取り揃えております。
岩手県のブランド肉・門崎熟成肉の専門店「格之進」。メディアでも引っ張りだこの“肉おじさん”こと、千葉祐士代表が率いる格之進自慢のお肉を、STOREE SAISONでお取り寄せいただけるようになりました。