チリ最高峰と称される名門エラスリスの人気シリーズ「マックス・レゼルヴァ」
チリ最高峰と称される名門エラスリスの人気シリーズ「マックス・レゼルヴァ」
1870年に創立され、2020年に150周年を迎えたチリ最高峰ワイナリー。世界屈指のテロワールであるアコンカグア・ヴァレーに自社畑を持ち、その冷涼な産地から、凝縮感を持ちながらもエレガントな味わいが特長の、料理にも合わせやすいワインが造られています。
2004年に開催されたベルリン・テイスティングではフランスの【5大シャトー】やアメリカの【オーパス・ワン】など世界を代表するワインを破る快挙を成し遂げ、それまでの「チリワイン」のイメージを大きく塗り替える歴史的な出来事となりました。
世界でもっとも有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏がチリのベストワイナリーと高く評価し、2018年にはワインの専門誌である『Decanter』誌でもエラスリスのオーナーのエデュアルド・チャドウィック氏が「マンオブザイヤー」に選定されています。
MAXシリーズは、エラスリスの創業者であるドン・マキシミアーノ・エラスリズに敬意を表して名付けられたもので、チリにおける各品種の最大限の可能性を表しており、アコンカグア・ヴァレーの最高のテロワールと、これらのワインを構成する各品種の生産に適したチリの他の有名なヴァレーから生み出されています。その結果、このワインは、フィネス、エレガンス、フレッシュさ、豊かな酸、そしてそれぞれの品種の産地である渓谷の反映として際立った存在となっているのです。
「マックス・レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニヨン」は、主にアコンカグア・ヴァレーのマックス・ヴィンヤードのぶどうから作られています。谷の奥地にある土地は崩積土で、ほとんどがシルト質です。水はけがよく栄養価に恵まれた複雑な土壌は、樹勢をコントロールし、小さな房とバランスのよい果実を実らせます。
柔らかなクローブ、リコリス、苦味のあるチョコレートに寄り添われながら表れるラズベリー、ブラックベリー、チェリーなどの赤や黒い果実の香り。口に含むと、みずみずしく爽やかな酸味がプラム、ブラックベリーの味わいが、僅かなざくろとラズベリーの香りに引き立てられながらやってきます。芳醇なるこのワインは、繊細なタンニンによりすっきりとした酸味と爽やかで柔らかな稜線を描きながら心地よい長いフィニッシュへとむかいます。
■テイスティングノート■
マックス・カベルネ・ソーヴィニヨン2019の、ルビー色の煌めきを持つ、濃い赤紫がかった赤色から、ミントやクローブ、それに僅かなローズマリーと甘い焼き菓子を思わせる柔らかさと共に表れる苺、さくらんぼ、ブルーベリーの香り。口に含むと広がるのは、主にさくらんぼ、カシス、ビターチョコレートなどの赤い果実の味わい。素晴らしいストラクチャーと水々しさ、そして、きめ細く洗練されたタンニンを兼ね備え、長いフィニッシュが特徴のワインです。
■2019年ヴィンテージ情報■
2019年は乾燥した暖かい年にもかかわらず、雨が降らなかったことは、私たちのブドウにとって素晴らしい環境をもたらしました。乾燥の為、収穫は早くなりました。気候変動、旱魃、高温の影響を受けながらも、優れた生育状態と素晴らしく濃厚なブドウを育て、ワインの香りと酸味を維持できるのは、エラスリスの高度な品質管理の結果です。
■テクニカル情報■
手積みされたブドウは、選果後、除梗・破砕。その後、ステンレスタンクに入れ発酵。マセレーションの期間は、8から28日間。その後、フレンチオークの樽に移し12ヶ月間マロラクテイック発酵と熟成。新樽比率30%
アルコール度:13.5%
pH:3.55、酸度:3.54g/L (酒石酸)、残糖度:2.36g/L
熟成:フレンチオークの樽で12ヶ月(新樽比率30%)
Errazuriz Max Reserva Cabernet Sauvignon
エラスリス マックス・レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニヨン
生産地:チリ アコンカグア・ヴァレー
原産地呼称:D.O. ACONCAGUA VALLEY
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
アルコール度:13.5%
味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ
ワインアドヴォケイト:91 ポイント
Rating 91 Release Price $19 Drink Date 2021 - 2024 Reviewed by Luis Gutierrez Issue Date 1st Sep 2021 Source Issue 256 End of August 2021, The Wine Advocate
The 2019 Max Cabernet Sauvignon comes mostly from the inland Aconcagua vineyards and has concentration of fruit and soft and ripe tannins, moderate alcohol (13.5%) and mellow acidity that makes it juicy, varietal, complex and elegant with a subtle profile. It matured in French barrels, 30% of them new, for 12 months, but like the rest of the range, the oak is transparent, perfectly integrated and neatly folded into the fruit. They produced 531,889 bottles of it.
Errazuriz celebrated its 150th anniversary, as the winery was created in 1870. They are one of the quality leaders of Chile despite producing 4.8 million bottles per year. 2020 and 2017 were super warm, and 2019 was moderately warm and somewhat flying under the radar after the stellar 2018. I was very pleasantly surprised by the 2019s, in some cases better than the 2018s and also the Max line that showed superb.
ジェームス・サックリング:91 ポイント
ERRAZURIZ CABERNET SAUVIGNON VALLE DE ACONCAGUA MAX 2019 Monday, July 5, 2021 CountryChile RegionAconcagua Vintage2019 Score 91
A nose of black fruit, chili and herbs. It’s medium-bodied with sleek tannins. Juicy and textured with a bright core of fresh fruit and herbs. Crunchy finish. Drink or hold.
「チリワイン」を越えた世界のファインワイン
Vina Errazuriz / ヴィーニャ・エラスリス
「チリワイン」を越えた世界のファインワイン
1870年に創立され、2020年に150周年を迎えたチリ最高峰ワイナリー。世界屈指のテロワールであるアコンカグア・ヴァレーに自社畑を持ち、その冷涼な産地から、凝縮感を持ちながらもエレガントな味わいが特長の、料理にも合わせやすいワインが造られています。
2004年に開催されたベルリン・テイスティングではフランスの【5大シャトー】やアメリカの【オーパス・ワン】など世界を代表するワインを破る快挙を成し遂げ、それまでの「チリワイン」のイメージを大きく塗り替える歴史的な出来事となりました。
世界でもっとも有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏がチリのベストワイナリーと高く評価し、2018年にはワインの専門誌である『Decanter』誌でもエラスリスのオーナーのエデュアルド・チャドウィック氏が「マンオブザイヤー」に選定されています。
■当主エデュアルド・チャドウィック■
当主エデュアルドは世界中のワインの生産地にも足を運び、最高の技術を習得しては、自ら実践を繰り返しました。エラスリスは国際的な批評家たちや、「デキャンタ・マガジン」などの専門誌から世界で最高峰のワイナリーと称賛され、ワイン&スピリッツ・マガジンは2008年度のインターナショナル・ワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤーと評価しています。エデュアルドは人生をワイン作りに捧げ、その功績がワイン業界で認められたことを評価し、「デキャンタ・マン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。チリワインの親善大使として今もなお幅広い活躍をしています。
1870年に創立され、2020年に150周年を迎えたチリ最高峰ワイナリー。世界屈指のテロワールであるアコンカグア・ヴァレーに自社畑を持ち、その冷涼な産地から、凝縮感を持ちながらもエレガントな味わいが特長の、料理にも合わせやすいワインが造られています。
2004年に開催されたベルリン・テイスティングではフランスの【5大シャトー】やアメリカの【オーパス・ワン】など世界を代表するワインを破る快挙を成し遂げ、それまでの「チリワイン」のイメージを大きく塗り替える歴史的な出来事となりました。
世界でもっとも有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏がチリのベストワイナリーと高く評価し、2018年にはワインの専門誌である『Decanter』誌でもエラスリスのオーナーのエデュアルド・チャドウィック氏が「マンオブザイヤー」に選定されています。
MAXシリーズは、エラスリスの創業者であるドン・マキシミアーノ・エラスリズに敬意を表して名付けられたもので、チリにおける各品種の最大限の可能性を表しており、アコンカグア・ヴァレーの最高のテロワールと、これらのワインを構成する各品種の生産に適したチリの他の有名なヴァレーから生み出されています。その結果、このワインは、フィネス、エレガンス、フレッシュさ、豊かな酸、そしてそれぞれの品種の産地である渓谷の反映として際立った存在となっているのです。
「マックス・レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニヨン」は、主にアコンカグア・ヴァレーのマックス・ヴィンヤードのぶどうから作られています。谷の奥地にある土地は崩積土で、ほとんどがシルト質です。水はけがよく栄養価に恵まれた複雑な土壌は、樹勢をコントロールし、小さな房とバランスのよい果実を実らせます。
柔らかなクローブ、リコリス、苦味のあるチョコレートに寄り添われながら表れるラズベリー、ブラックベリー、チェリーなどの赤や黒い果実の香り。口に含むと、みずみずしく爽やかな酸味がプラム、ブラックベリーの味わいが、僅かなざくろとラズベリーの香りに引き立てられながらやってきます。芳醇なるこのワインは、繊細なタンニンによりすっきりとした酸味と爽やかで柔らかな稜線を描きながら心地よい長いフィニッシュへとむかいます。
■テイスティングノート■
マックス・カベルネ・ソーヴィニヨン2019の、ルビー色の煌めきを持つ、濃い赤紫がかった赤色から、ミントやクローブ、それに僅かなローズマリーと甘い焼き菓子を思わせる柔らかさと共に表れる苺、さくらんぼ、ブルーベリーの香り。口に含むと広がるのは、主にさくらんぼ、カシス、ビターチョコレートなどの赤い果実の味わい。素晴らしいストラクチャーと水々しさ、そして、きめ細く洗練されたタンニンを兼ね備え、長いフィニッシュが特徴のワインです。
■2019年ヴィンテージ情報■
2019年は乾燥した暖かい年にもかかわらず、雨が降らなかったことは、私たちのブドウにとって素晴らしい環境をもたらしました。乾燥の為、収穫は早くなりました。気候変動、旱魃、高温の影響を受けながらも、優れた生育状態と素晴らしく濃厚なブドウを育て、ワインの香りと酸味を維持できるのは、エラスリスの高度な品質管理の結果です。
■テクニカル情報■
手積みされたブドウは、選果後、除梗・破砕。その後、ステンレスタンクに入れ発酵。マセレーションの期間は、8から28日間。その後、フレンチオークの樽に移し12ヶ月間マロラクテイック発酵と熟成。新樽比率30%
アルコール度:13.5%
pH:3.55、酸度:3.54g/L (酒石酸)、残糖度:2.36g/L
熟成:フレンチオークの樽で12ヶ月(新樽比率30%)
Errazuriz Max Reserva Cabernet Sauvignon
エラスリス マックス・レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニヨン
生産地:チリ アコンカグア・ヴァレー
原産地呼称:D.O. ACONCAGUA VALLEY
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
アルコール度:13.5%
味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ
ワインアドヴォケイト:91 ポイント
Rating 91 Release Price $19 Drink Date 2021 - 2024 Reviewed by Luis Gutierrez Issue Date 1st Sep 2021 Source Issue 256 End of August 2021, The Wine Advocate
The 2019 Max Cabernet Sauvignon comes mostly from the inland Aconcagua vineyards and has concentration of fruit and soft and ripe tannins, moderate alcohol (13.5%) and mellow acidity that makes it juicy, varietal, complex and elegant with a subtle profile. It matured in French barrels, 30% of them new, for 12 months, but like the rest of the range, the oak is transparent, perfectly integrated and neatly folded into the fruit. They produced 531,889 bottles of it.
Errazuriz celebrated its 150th anniversary, as the winery was created in 1870. They are one of the quality leaders of Chile despite producing 4.8 million bottles per year. 2020 and 2017 were super warm, and 2019 was moderately warm and somewhat flying under the radar after the stellar 2018. I was very pleasantly surprised by the 2019s, in some cases better than the 2018s and also the Max line that showed superb.
ジェームス・サックリング:91 ポイント
ERRAZURIZ CABERNET SAUVIGNON VALLE DE ACONCAGUA MAX 2019 Monday, July 5, 2021 CountryChile RegionAconcagua Vintage2019 Score 91
A nose of black fruit, chili and herbs. It’s medium-bodied with sleek tannins. Juicy and textured with a bright core of fresh fruit and herbs. Crunchy finish. Drink or hold.