
アイテム説明
Tramin Gewurtztraminer/トラミン ゲヴュルツトラミネール

生産者を知ると、ワインはもっと美味しくなる
生産者の概要
【トラミン 醸造責任者のヴィリー・シュテルツさんに、Firadis WINE CLUBが一問一答インタヴュー!】
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
ワイン造りには若いころから強い興味を持っていたのだけど、いざ一生の仕事を決めるときになると、醸造の仕事か工業系エンジニアのどちらの道に進むかやっぱり迷ったね。
まずはエンジニアの仕事、次にワイン造りと両方の仕事を経験してみて、最終的にワイン造りの方に落ち着いた、というわけだよ。
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
醸造家としての人生には幸福な瞬間が次々に訪れるものなんだけど・・・やっぱりロバート・パーカーのワイン・アドヴォケイトで100点を貰った時は特別だった。
そして、2004年にイタリアの専門誌で「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたとき。
僕の仕事はいつも楽しく幸せなのは、ワイン造りに必勝法や絶対の決まり事が無いから、だと思うんだ。
自分の知見・経験からいくらでも結果を変えていくことが出来るからね。
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
それはやっぱり、2014年ヴィンテージみたいに、自然が僕に挑戦をしてくる時だよ。
ころころと変わる予測不能の自然を前に、自分のベストを尽くすのはまさに挑戦。
最悪の時は、一瞬の嵐が一年間の全ての仕事を台無しにしてしまうこともある。
醸造家にとっても、そして僕たちのワインを毎年楽しみに待ってくれている人たちにとっても最大の不幸だ。
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
栽培醸造家なら誰もが同じことを言うと思うのだけど、結局は素晴らしいブドウを造ることが最も重要。
醸造家の最重要タスクは、収穫できたブドウの状態を解析し、醸造のプロセスを決める事だけなんだ。
その中で特に大切なのは、やはり発酵の過程・・・ここが僕たち醸造家が最大の決断を求められるパートだ。
白ワインでは搾汁の度合いを、赤ワインでは果皮の浸漬度合いやポンピング・オーヴァーが大事。
つまり結局は全ての細かいプロセスがワインの出来に影響を与えるから、全部決め手になる工程、ということだね。
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
僕にとっての理想は「その産地を代表するワイン」と呼ぶにふさわしいワインであることだね。
僕たちの土地「アルト・アディジェ」ならば、それはつまり優しく繊細で上品、誰にでもどんな時でも飲みやすくあることだと思う。
そして何よりも・・・飲んだ人の心に爽やかな風を吹かせるようなワインだ。
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
1本だけは選べないから、4本ほど選ばせてもらうよ。
・シャトー・ラフィット・ロートシルト 2010年
信じられないほどの深みと、物語のような展開。
・アルマン・ルソー シャンベルタン・グラン・クリュ 1996年
ブルゴーニュのエレガンス、その極み。
・ペンフォールド グランジ 2008年
凝縮・集中・深み。
そしてその中にあって衝撃的な程のジューシーさ!
・ジャコモ・コンテルノ バローロ・リゼルヴァ・モンフォルティーノ 2010年
永遠に終わらないかのような余韻、そして粘るような強さの中にあるエレガンス。
4本どれも、絶対に忘れられないワインだ。
Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
人生のベストマリアージュは、サフランのリゾットに合わせた「ヌスバウマー・ゲヴュルツトラミネール」。
息をのむような素晴らしいペアリングだった。
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
選ぶのが難しい質問だね!
だって、世界中どこのワイン産地だって、その場所ならではの素晴らしいポテンシャルがあるから。
敢えて言うならば、ニュージーランドかタスマニア。
アルト・アディジェと類似する冷涼な気候の場所で、同じようにエレガントで気品あるスタイルのワインを造ってみたい。
面白そうなチャレンジだな・・・夢が膨らむよ!
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
「素晴らしいワインとは、その土地ならではの魅力的な個性を正しく反映していて、同時に飲んでいてとても心地よく楽しいワイン」。
Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
あなたがもしもまだアルト・アディジェのゲヴュルツトラミネールを発見していないのだとしたら、とにかく今すぐに飲んでみて欲しいな。
何故ならあなたたちが住む日本の食文化・料理以上にこのワインに合うものは世界中どこにも無いから。
日本の食文化は、エレガントで同時に力強い。
まさに、僕たちのワインと同じなんだ!
アイテム情報
商品コード | AA0014-s00090-P |
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税区分 | ※10%対象 |
ストア名 | Firadis WINE CLUB |
このアイテムの発送目安 | 1~3営業日内(土日祝・特別休暇を除く) |
配送方法 | 宅急便 |
注意事項/留意事項 | 注意:酒類をご購入の方へ お客様の年齢確認をさせていただいております。 20歳未満のお客様の酒類の購入や飲酒は日本の法律により固く禁じられています。 お客様が20歳以上の場合は、ボタンをクリックして購入してください。 |
型番 | s00090 |
内容量 | 750ml |
原材料/素材/材質 | ぶどう |
原産国・原産地 | イタリア/アルト・アディジェ州/DOC Alto Adige |
保存方法 | 直射日光・高温多湿をさけ、冷暗所で保存 |
販売者 | 株式会社フィラディス |
その他詳細 1 | タイプ:白ワイン |
その他詳細 2 | 品種:ゲヴュルツトラミネール種 100% ステンレスタンク熟成 |
その他詳細 3 | ヴィンテージ:2021 |
その他詳細 4 | 商品名(原語):Tramin Gewurtztraminer |
ストア情報
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トラミン ゲヴュルツトラミネール 白ワイン 伊 アルト・アディジェ
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FAQ よくあるご質問
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送料・消費税は別途かかりますか?
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全てのアイテムが送料込み・消費税込みです。
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※1 併用払いは一部対象外アイテムがございます
"ライチ&桃っぽい香り"、とにかく柔らかくフルーツ感たっぷりで飲みやすいと大人気の1本です。
ゲヴュルツトラミネール種のルーツ、トラミン村で産まれたパーフェクトバランスの1本。
「ゲヴュルツトラミネールというブドウ品種をあなたのワイン選択肢に入れておくべき理由」について書きたいと思います。
白ワインを選ぶ時、様々な料理との相性を考えるとまずは無難にシャルドネが第一候補に。
しっかりと樽を聞かせた非常にパワフルで濃厚なブルゴーニュや北米のものを除けば、最も合わせやすい品種です。
また一方で、和食などさっぱりした料理の時はソーヴィニヨン・ブラン系やリースリングを選ぶというのが王道。
ですが、この3品種で白ワインのチョイスは大体済んでしまい、それ以外の品種は選択肢にすら入らないというのが実際のところ…。
赤なら、スパイシーな品種や野性的な品種など、料理に合わせて細かなスタイルを選びやすいのですが、白はどうしても無難に行きがちです。
そこで是非とも選択肢に入れて欲しいのが、ゲヴュルツです。
この個性的な香りを持った品種は、合わせる料理を限定すると考えられがちですが、実は非常に使いやすい品種。
特に揚げ物などのおつまみ料理、大皿で作る炒め物など、手軽な料理とのマリアージュが可能なワインなのです。
色々な料理に合わせられる白ワインを選ぶことは、簡単ではないですもんね。
そこでCLUB30のお客様には、是非このトラミン・ゲヴュルツトラミネールを持って行って戴きたい。
マリアージュの幅も広く、ワイン単体で飲んでもとにかく印象に残るこのワインに、誰もが「へえ~、こんな白ワインあるんだ!おいしい!」と驚き、歓び、あなたのワイン選びに絶対感服するはず。
この品種を知っておくだけで、色々な場面で必ず「選択の幅」が広がります。
CLUB30の知的好奇心豊かなお客様にこそ、ふさわしいワインですよ。
(ワインレビュー担当:店長 五十嵐 祐介)