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Anthill Farms Pinot Noir Peters Vineyard / アントヒル・ファームズ ピノ・ノワール ピータース・ヴィンヤード

生産者を知ると、ワインはもっと美味しくなる

生産者の概要
3人の若手敏腕醸造家がカリ・ピノの頂点を目指し立ち上がった。設立から僅か4年で多くのワイン関係者や愛好家を魅了。すでに世界のトップ100ワイナリーにも選出される新世代のスター。
3つのポイント
1.ワイン・アンド・スピリッツ誌で、カリフォルニアのフラワーズやフランスのルフレーヴ、ギガルと並び、世界のトップ100ワイナリーのひとつに選ばれた(2011年)。
2.創業者のアンソニー・フィリベルティ、デイヴィッド・ロウ、そしてウェブスター・マルケスの3人は、ウィリアム・セリエムでワイン造りを学んだ2003年に出会った。当時、アンソニーとデイヴィッドは30歳、ウェブスターは24歳の若さだった。
3.「畑の世話は最大限に、醸造で手を加えるのは最低限に」をモットーとするワイン造りでは、各畑のキャラクターを引き出すための非常に細やかな配慮がなされている。栽培ではサステイナブル・アグリカルチャーを採用。一部の畑ではビオディナミも導入されている。
生産者のこだわり
「上手くいくはずがない」―ピノ・ノワールを愛する3人の若者が、共同でワイナリーを立ち上げる際、皆が口を揃えたそうだ。潤沢な資金はなく、畑も醸造施設も持たず、設立者は駆け出しの醸造家が3人という前代未聞のワイナリー、アントヒル・ファームズ。しかし人々の予想とは裏腹に、初ヴィンテージの2004年から間もなく、彼らのワインは他のカリフォルニアのピノ・ノワールとは一線を画すそのエレガントなキャラクターと高いクオリティで、多くのワイン関係者や愛好家を魅了した。世界的なワイン評論家ステファン・タンザーは「見守るべきワイナリー」と評し、ブルゴーニュ評論の権威アラン・メドーは彼らのワインを手に入れるためにメーリングリストへの登録を勧めた。また、この突如として現れたこの新星ワインをフレンチ・ランドリーをはじめとするトップクラスのレストランがこぞって求めた。彼らの確固たるビジョンから生まれたピノ・ノワールは熱狂を持って受け入れられたのである。
彼ら、アンソニー・フィリベルティ、デイヴィッド・ロウ、そしてウェブスター・マルケスの3人は、ウィリアム・セリエムでワイン造りを学んだ2003年に出会った。当時、アンソニーとデイヴィッドは30歳、ウェブスターは24歳だった。彼らは互いに味覚や理想とするワインが似ていたことで意気投合。3人で共にワイナリーを設立する夢を語り合い、ウィリアム・セリエムでの収穫が終わるとすぐにその方法を模索した。
目指すワインは最初から決まっていた。冷涼な気候のノース・コーストの様々な畑から、表情豊かでエレガント、そしてなにより美味しいピノ・ノワールを造りたい。彼らはまず、ソノマの北に位置するアンダーソン・ヴァレーで畑を探し歩いた。だが、ただこの地のピノ・ノワールが手に入れば良い訳ではない。周囲の畑とは違う特徴を持った、彼らの言葉を借りると「自分たちに語りかけてくるような」畑を求めていた。彼らには若さ故の行動力だけではなく、畑のテロワールを見極める才能があった。また、時には気難しい栽培家に好まれる何かも持ち合わせていた。それは例えば、ワイン造りへの情熱、謙虚さ、将来性といえるかもしれない。
様々な出会いを通じてたどり着いたのは、ブーンヴィルの町を見下ろす丘にあるアビー・ハリス・ヴィンヤードとデムス・ヴィンヤードだった。彼らはこのふたつの単一畑から数樽のワインを2004年に初めて手掛けた。醸造施設は、デイヴィッドが働くソノマのパパピエトロ・ペリーが無償で提供してくれた。「畑の世話は最大限に、醸造で手を加えるのは最低限に」をモットーとするワイン造りでは、各畑のキャラクターを引き出すための非常に細やかな配慮がなされている。栽培ではサステイナブル・アグリカルチャーを採用。一部の畑ではビオディナミも導入されている。醸造においては、部分的にブドウを除硬せず、開放型の発酵槽を用いて自然酵母のみで発酵を行い、熟成に用いるフレンチオークのバリックの新樽率は10-40%と低い。ワインをタンクから移動させる際はポンプを使わず、清澄もろ過も行わず瓶詰めされる。このクラシックな造りから生まれる彼らのピノ・ノワールは、上質なブルゴーニュと見紛う優美さと繊細さを備えている。
設立当初、3人とも日中は別のワイナリーの醸造家として働いていたため、アントヒル・ファームズとしてのワイン造りは深夜に及ぶことも少なかった。夜中の3時に圧搾を始め、それが終わるまでセラーのパレットの上で仮眠をとったことも何度かあったという。その昼夜の別なく懸命に働く様や、醸造タンクに3人が集う様は、ブドウに群がるアリのようとも形容され、ワイナリー名とラベルのシンボルになっている。
設立から10年近くかけ、慎ましいサイズながらも少しずつ畑を増やし、現在ではメンドシーノ・カウンティとソノマ・カウンティの4つのアペラシオンでワインを手掛けるようになった。生産量は格段に増えたが、それでも入手困難な生産者のリストに名が挙がる。年を追うごとに彼らのワインは洗練に洗練を重ね、2011年には、ワイン・アンド・スピリッツ誌で、カリフォルニアのフラワーズやフランスのルフレーヴ、ギガルと並び、世界のトップ100ワイナリーのひとつに選ばれている。

アイテム情報
商品コード | AA0014-s01241-P |
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在庫 | 在庫なし |
税区分 | ※10%対象 |
ストア名 | Firadis WINE CLUB |
このアイテムの発送目安 | 1-3営業日内 (土日祝・特別休暇を除く) |
配送方法 | 宅急便 |
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型番 | s01241 |
内容量 | 750ml |
原材料/素材/材質 | ぶどう |
原産国・原産地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ソノマ・コースト セパストポル / USA Sebastopol Sonoma Coast Sonoma County California |
保存方法 | 直射日光・高温多湿をさけ、冷暗所で保存 |
販売者 | 株式会社フィラディス |
その他詳細 1 | タイプ:赤ワイン |
その他詳細 2 | 品種:ピノ・ノワール Pinot Noir 100% / 平均樹齢40年 |
その他詳細 3 | 熟成:フレンチオークのバリック15ヶ月(新樽比率25%) |
その他詳細 4 | ヴィンテージ:2018 |
その他詳細 5 | 商品名(原語):Anthill Farms Pinot Noir Peters Vineyard 2018 |
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カリ・ピノながら正にオーセンティックな欧州スタイルを体現するピノ・ノワールです。第一印象に現れてくるのは、ハーブの印象を纏ったラズベリーや苺などの赤い果実、少しだけ熱を加えたニュアンスです。そこに軽いクリーム感と、奥の奥に動物的なニュアンスも(*この区画はブルゴーニュ地方ポマールの苗木を40年前に植えたものとのこと。その影響もあるのでしょうか。)。
口に含んで最初のタッチは実に軽やか、まずは果実のジューシィで瑞々しい甘さが広がり、後から酸がキュッと。開戦直後だとタンニンの主張は控えめ・・・ここの変化は後述します。分厚い果実でねじ伏せるような新世界ピノと一線を画しつつ、酸とミネラル感は優しく柔らかく、抱擁力を感じさせるようなエレガントスタイル。ピノ・ノワールの入り口としては勿論、ブルゴーニュ・ラヴァーも必ず満足できる理想的バランスの1本だと思います。
【畑の位置など】:ソノマ・カウンティーの西部、セバストポルの外れに位置する畑で、ランディ・ピータースが栽培を手掛けるため『ピータース・ヴィンヤード』と名付けられています。畑はペタルマ・ギャップの北端から続く丘陵の南部に位置する東向き斜面、大西洋からの涼しい海風が内陸へと吹き寄せ朝霧がよく発生し、夜間は一気に冷えるためブドウがゆっくりと成熟します。
【良い状態で楽しむには、いつ抜栓する?】:おすすめは、飲み始める45分前の抜栓といったところでしょうか。開けたばかりの時点ではタンニンが控えめな感じで、非常に軽やかなスタイルに感じられます。これを「物足りない」と感じる方もいらっしゃると思いますが、抜栓から時間が経つと徐々にタンニンが存在感を出しパワフルに変貌していきます。ご期待を!
【このワインがもっとおいしくなる温度設定】:抜栓したら飲む30から45分前から冷蔵庫に、またはアイスバケツで5分ほど。少しだけ温度を下げて全体の味わいを整ったものにしましょう。フレッシュでピュアなピノ・ノワールの綺麗な果実味がとても瑞々しく、清らかに感じられます。
【ワイングラスのチョイス】:参考までですが、僕は今回、『リーデル ヴィノム ピノ・ノワール(普通のバルーン型)』『リーデル ヴェリタス ニューワールド・ピノ・ノワール(少し口細になっているブルゴーニュ型)』そしてボルドー型の3つで比較してみましたが、断トツで『リーデル ヴィノム ピノ・ノワール』、つまり一番スタンダードな形状のブルゴーニュスタイルグラスで飲んだ時がおいしく感じられました。アントヒルはスタイル的に新世界ピノよりもヨーロッパスタイルですから、やはりこのチョイスなんでしょうね。ボルドータイプはタンニンがしっかり引き出されるので、お好みでこちらも良いと思います!!
(ワインレヴュー担当:Firadis WINE CLUB店長 五十嵐 祐介)