評価
ワイン・アドヴォケイト:93-95
アラン・メドー:91-94

ソムリエのワイン解説
ブルゴーニュの中でもその味わいの華やかさから、ひときわ羨望のまなざしを受けることの多い「ヴォーヌ・ロマネ村」に古くから本拠地を構える歴史あるドメーヌ、フランソワ・ラマルシュ。グラン・クリュであるグラン・エシェゾーらしい力強さが存分に感じられます。2013年はフランソワが亡くなった年でもあります。

ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
生産者のこだわり
ブルゴーニュの中でもその味わいの華やかさから、ひときわ羨望のまなざしを受けることの多い「ヴォーヌ・ロマネ村」に古くから本拠地を構える歴史あるドメーヌ。創業は1740年代まで遡ることができる名家の一つで、現在のドメーヌ名「フランソワ・ラマルシュ」は5代目フランソワの名前から名付けられている。

ブルゴーニュ中を見回してもたった2つしか例のない、「プルミエクリュ（一級畑）からグランクリュ（特級畑）に昇格した」、という逸話を持つモノポール（単独所有）であるグランクリュ「ラ・グラン・リュ」を筆頭に、だれもが羨むようなグランクリュ、プルミエクリュを本拠地であるヴォーヌ・ロマネ村を中心に所有している。

現在は6代目となるフランソワの娘ニコルがワイナリーの指揮を執るようになり、100%ビオロジックでの栽培を実践するなど革新的な手法を取り入れながらその質を高め続けており、近年ますます評価を高めている。