《シャトーブリアン》
ヒレから取れる希少部位で、数ある牛肉の部位の中でも一番値段が高い最高級部位です。
柔らかいヒレの中でも更に中心に位置しており、その形や食感、味など、ステーキの最高峰と言えます。
価格が高い理由は美味しさもさることながら、その希少性にあります。
そもそもヒレ自体が1本5kg程度で、その半分は脂なので成形時に捨ててしまいます。
そのヒレの中心であるシャトーブリアンは1本から1kgも取れません。

《仙台牛》
霜降りと赤身のバランス、きめの細かさなど厳しい基準をクリアし、最高ランクに格付けされた牛肉だけが名乗ることを許される仙台牛。
日本全国にある様々なブランド和牛の中でも、5等級でなければ名乗ることを許されないのは仙台牛のみです。
品質の上では日本三大和牛である神戸牛、松阪牛、近江牛を上回る銘柄牛と言われています。

和牛の等級としてA4,A5といった表記をよく目にすると思います。
実はこれは美味しさで評価しているものではないのです。
詳細を説明すると長くなるので簡単に説明すると、アルファベットは歩留等級（骨や脂肪を取った整形部分がどれだけあるか）を示しています。
そして数字は脂肪交雑(BMS)、色(BFS)、締まりときめ、色沢(BCS)の４つの総合評価を１～５で示しています。
これらは全て見た目のみの基準ですが、日本では脂ののった牛ほど高級とされているため、同じA5等級の中でも脂肪交雑(BMS)が非常に重要視されています。
BMSは12段階の評価ですが、8~12だとA5等級となり、同じA5等級の中でも8と12を比較するとその見た目や霜降りの質は雲泥の差です。
当店の仙台牛はこの希少な12番のみを取り扱っています。