モモ肉と言えば、肩(ウデ)部位と並ぶ赤身が美味しい部位として有名です。
モモは大きく分けて4種類に分けられ、それぞれランイチ、シンタマ、ウチモモ、ソトモモと言います。
ランイチはランプ肉やイチボ、シンタマはトモサンカク等が有名な部位ですね。

このモモスライスはこの4種類のうち、ウチモモとソトモモを使用しています。

一般的に和牛の等級といえば、A4等級、A5等級といった表記を目にすることが多いと思います。
しかしこれ以外にも指標は多数あり、その一つとしてBMS（ビーフ・マーブリング・スタンダード）というものがあります。
これは赤身の中にどれだけサシ（霜降り）が入っているかを指し示すものになり、1~12のランク分けがなされています。
12が最高級の霜降り度合いを示し、BMS12ともなると大会で賞を取るようなチャンピオン牛クラスの牛です。
A5等級はこのBMSが8以上であることが条件となっており、同じA5等級和牛でもBMS8と12では値段が全く違います。
この商品は、通常はまず出回らないBMS12の仙台牛のみを使用しています。

この画像はソトモモの断面になります。
通常の赤身スライスですとサシはかなり少ないのですが、この仙台牛は一味違います。
脂肪交雑がまるでロースのようで、味わいも一般的なモモスライスとは比べられません。
しゃぶしゃぶやすき焼きで是非味わってみてください。