枡でワインを味わうための木製ワイングラス。
富士山型の飲み口に向かってしまっていく形が特徴的です。
目でも楽しく、手でも楽しめる、つい触りたくなる滑らかな肌触りになっています。

上から見ると正六角形のかたちをしています。
多角形だから角がやさしく、手に馴染むデザインでついつい持ち上げたくなります。

■３つの効果
①肌触りをやさしくする
・丁寧に塗り加工を行うことでヒノキの美しさが際立ちつつ、艶のある上品な質感に仕上がっています。
※塗り加工（ウレタン樹脂塗装加工/撥水加工）
洗剤を使用した手洗いが可能です。
ただし、あまり強く擦りすぎると塗装が剥がれ落ちる可能性がありますのでご注意ください。

②ワインの豊かな香りを妨げないようにヒノキの香りを抑えている
・産地や年代によっても異なる香りはなんといってもワインの特徴です。お客様のお好みに合ったワインの香りを存分に楽しんでいただくために、あえてヒノキの香りを抑えることにしました。

③ワインの色が枡に映らないようにしている
・赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン・・・様々なタイプがありますが、どのワインでも気軽に飲めるようになっています。塗り加工がしていない無垢の木材を使うと「木の繊維からワインの香りや色を吸収してしまうんじゃないか」という不安も塗り加工のおかげで解消することができます。

職人のこだわりがたっぷりの「アポロワイン枡」。
一番のポイントは、ワインの香りを逃さないための一工夫です。
まるでワイングラスのようなこのかたちにたどり着くまでに職人が試行錯誤を重ねました。
特殊な技術を要するため、数少ない限られた職人にしか作ることができない、職人技が光る逸品です。

加工している木材は、すべて国産桧を使用しています。
木色が全体的に淡く、肌色に近い色合いは落ち着いた清潔感があるので食卓を明るく彩ります。

丁寧に塗り加工を行うことでヒノキの美しさが際立ちつつ、
艶のある上品な質感に仕上がっているのでワインを飲む空間も優雅に過ごせそう。

■枡の技術と文化を次の世代に残したい
大橋量器は枡の生産量全国シェア80%を誇る岐阜県大垣市で、1950年以来、枡を作り続けてきました。
枡には、建築や建具に使われた木材の端材を使用。檜（ひのき）の消臭・抗菌効果、森林浴のようなリラックス効果はそのままに、持続可能な社会に繋がる地球にやさしい製品です。ユニークな形の枡や、新しい枡の使い方も多数ご提案し、枡の文化を次世代へと受け継いでまいります。

・写真）大橋量器の工房に併設された直営店・枡工房ますや

■枡への３つのこだわり
①天然の国産檜を使用
②美しい仕上がり
③環境に優しく、森の資源を活かす

伝統的な枡はシンプルな直方体ですが、その製作には緻密さが求められます。
正確に切り出した4枚の側板を組み、底板を貼り、カンナをかけて仕上げる。機械を使いながらもさまざまな工程で繊細な手作業を欠かすことができない枡づくりは、枡職人の知恵と匠の技が生きています。

毎日を、ますます楽しく。
大橋量器は古くから続く枡製作の技術を守りつつ、
量りや酒器といったこれまでの枡の概念を覆し、
ワクワクと心躍る製品づくりを目指します。