アイテム説明
柑橘果実の爽やかさと心地よい塩味のキンメリジャン土壌の畑「サント・クレール」
Jean Marc Brocard / ジャン・マルク・ブロカールについて。
最も強くヨード感を感じる『シャブリ』を手掛ける、ブルゴーニュ最大のビオディナミ・ドメーヌ!
2代目ジュリアンのビオディナミの挑戦は『シャブリでビオディナミが成功するはずがない』と猛反対する父との戦いからはじまった。
■シャブリ本来の味はヨード■
1973年、0.3haから始まった「ジャン・マルク・ブロカール」。現在、所有する自社畑は200haまで増えた。家族経営のドメーヌとしては広大な畑。シャブリには大規模生産者が多い。だが、その多くが1970年後半のAOC拡張時に広がった「ポルトランディアン土壌」の畑を所有している。
ジャン・マルク・ブロカールは北部「ポルトランディアン土壌」ではなく南部のプレイ村に醸造所を構え、その周辺のキンメリジャン土壌のみに畑を所有。彼等が所有する畑のほぼ全ては拡張前のシャブリに位置。ヴィラージュも100%キンメリジャン土壌の畑から造られる。今ではブルゴーニュ・ブランのようにたっぷりとした果実が前面に出てヨード感を感じさせないシャブリも多い。「ブロカール」は昔と変わらないシャブリ本来のヨード感を感じさせる。
■ヴィラージュもキンメリジャン■
現当主「ジュリアン」が最も力を入れるのは優良なプルミエ・クリュでも高価なグラン・クリュでもない。スタンダードのヴィラージュ「サント・クレール」。AOCシャブリは買い葡萄から造られることが多いが「ブロカール」のシャブリ「サント・クレール」は全て自社畑。醸造所に隣接した畑で収穫後、すぐに仕込みを行う事が出来る。
また、通常AOCシャブリはシャブリ北部の「オックスフォーディアン土壌」の葡萄を使う。この土壌は樹勢が強く、収量が多いので葡萄が安いのだ。特筆すべきは「サント・クレール・ヴィエイユ・ヴィーニュ」。サント・クレール内にある樹齢80年の区画でビオディナミが採用されている。圧倒的な凝縮度とキンメリジャンのミネラル。そして低いPHからくる高い酸度がこのワインの熟成力を高めていて蔵出しバック・ヴィンテージも素晴らしい状態で楽しめる。
■100%ビオディナミを目指す■
「ブロカール」の大きな転換が2代目「ジュリアン」が1998年から始めたビオディナミ。父「ジャン・マルク」は当時、猛反対したが「ボワッソヌーズ」から始めて今では80%の畑の転換が終了している。しかし、雨の多かった2012年や天候不順の2013年にも薬剤を使用しなかったので生産量は半分以下まで落ちてしまった。勿論、売上も半分以下になるということ。ドメーヌ運営も大変。
「ジュリアン」は他にもウッフ(卵型発酵槽)の導入や、仕立の変更、発酵期間の延長など積極的。グラン・クリュ・レ・プリューズはコンクリート製のウッフで発酵、熟成することで澱の影響を強く受けてより複雑性を強調できている。ヴォード・ヴェイは東向きの斜度52度という厳しい環境なのでモンマンよりも冷涼感が出て、果実よりもミネラルと酸が特徴的で最も垂直性が出る。ヴォロランは肉付きのよい果実味が得られるように変化。モンマンは熟した果実にヨード感を強く感じられるようになった。
アイテム情報
商品コード | AA0042-18108050624554125-P |
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税区分 | ※10%対象 |
ストア名 | ワインセラーウメムラ |
このアイテムの発送目安 | 1~3営業日以内 |
注意事項/留意事項 | 20歳未満の飲酒は法律により禁じられています。 |
内容量 | 750ml |
原産国・原産地 | フランス ブルゴーニュ シャブリ |
ストア情報
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ジャン・マルク・ブロカール シャブリ サント・クレール ビオ [2022]750ml (白ワイン)
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柑橘果実の爽やかさと心地よい塩味のキンメリジャン土壌の畑「サント・クレール」
2代目ジュリアンのビオディナミの挑戦は『シャブリでビオディナミが成功するはずがない』と猛反対する父との戦いからはじまった。今ではブルゴーニュ最大のビオディナミ・ドメーヌとなった。
1973年、0.3haから始まった「ジャン・マルク・ブロカール」。現在、所有する自社畑は200haまで増えた。家族経営のドメーヌとしては広大な畑。シャブリには大規模生産者が多い。だが、その多くが1970年後半のAOC拡張時に広がった「ポルトラン ディアン土壌」の畑を所有している。ジャン・マルク・ブロカールは北部「ポルトランディアン土壌」ではなく南部のプレイ村に醸造所を構え、その周辺のキンメリジャン土壌のみに畑を所有。今ではブルゴーニュ・ブランのようにたっぷりとした果実が前面に出てヨード感を感じさせないシャブリも多い。「ブロカール」は昔と変わらないシャブリ本来のヨード感を感じさせる。
「ブロカール」の大きな転換が2代目「ジュリアン・ブロカール」が 1998年から始めたビオディナミ。 父「ジャン・マルク」は当時、猛反対したが「ボワッソヌーズ」から始めて今では80%の畑の転換が終了している。
「シャブリ サント・クレール」は、セラン川の左岸南、プレイ村。醸造所に隣接した自社畑より。ジュラ紀キンメリジャン土壌で地質年代的にグラン・クリュと同じ。多くのベース・シャブリはポルトランディアン土壌で造られているがブロカールは全てキンメリジャンなのでヨード感が強い。樹齢は約25~30年。全て自社畑。発酵はステンレスタンクで野生酵母のみ。培養酵母は一切使用しない。ステンレスタンクで9ヶ月熟成。
柑橘果実の爽やかさと心地よい塩味。柑橘系果実の爽やかな香りにハーブのニュアンスがプラス。のびやかな酸と旨味のある塩味が縦に伸びる味わい。
■2022年ヴィンテージより「シャブリ・サントクレール・ビオ」になりました!■
今までのシャブリ・サントクレールはビオディナミ以外の畑も使われていたのですが、2022年からは全てビオディナミの畑の葡萄のみになります。ビオディナミの畑は、明らかに収量が少なく葡萄自体の粒も小さいのですが、圧倒的に持っている要素は多く、ワインになっても旨味や深み、余韻のリッチさ、垂直性が違うそうです。長年、それを感じながらも全てアッサンブラージュしていましたが完全に分けて醸造する事になりました。
Dmaine Jean Marc Brocard Chablis Sainte Claire
ドメーヌ・ジャン・マルク・ブロカール シャブリ サント・クレール
生産地:フランス ブルゴーニュ シャブリ
原産地呼称:AOC. CHABLIS
ぶどう品種:シャルドネ 100%
アルコール度数:12.5%
味わい:白ワイン 辛口
vinous:90+ ポイント
90+ Drinking Window 2025 - 2035 From: Where Art Thou Chablis? - Chablis 2021 & 2022 (Sep 2023)
The 2022 Chablis Sainte Claire, which comes from organically grown fruit within several large parcels, is one of the hidden gems from Brocard. The enticing nose offers Mirabelle, wet stone and nuanced patisserie scents, with just a hint of white asparagus in the background. The palate is well-balanced, with a crisp bead of acidity and commendable depth. This is a strong follow-up to the impressive 2021; who knows, it may surpass it. - By Neal Martin on July 2023
“We had a long period of dryness," Julien Brocard told me at the winery in Prehy, “around two months, but this did not affect the vines. But it did reduce the yield. I think this is because of the work we do in the vineyard, organic viticulture keeping the vines in good shape. We commenced harvest around September 1 and picked over 15 days. We only use natural yeasts for fermentation. It was warm during harvest, so it was important to cool the fruit at reception. We need more and more each year, even if you pick in the morning."Brocard is a producer that one could class as a successful commercial operation with visitors catered for in the capacious winery while also offering a more artisan range via the site-specific “Les 7 Lieux"range under the Julien Brocard label. I thought there was consistency across both ranges, though I suspect the latter will repay cellaring more handsomely.