農山村の食生活改善運動と村の畜産振興を目的に昭和28年よりハム造りを始めました。
美しい山々、長良川の支流、文字通りの山紫水明の地・郡上明宝村で30余年の歳月をかけて、明宝ハムのおいしさは育まれて参りました。
良質な国産の豚肉だけを原料とし、食品添加物の使用を極力おさえ、安心して召し上がっていただける商品です。
一度食べて頂ければ、その風味と豊潤さにご満足され「もういっぺん食べたい」と県内外の多くの人々から絶賛されております。
どう料理しても変わらぬ美味しさの「明宝ハム」は、岐阜の純粋な山村の人たちの優しさを込めた心の味といえましょう。
一見さり気なく、実はハムの醍醐味たっぷり、本物の味の「明宝ハム」は食卓に、ご贈答用にきっと喜んで頂けるでしょう。

私たちがつくる商品では、豚のもも肉だけを使用します。
生肉だけを使用しますので国内産でなくてはなりません。
冷凍やチルドの肉を使うと豚肉の臭みが出てしまいます。
おいしい明宝ハムを作るには、まず良いお肉からです。
明宝ハムは豚のもも肉で作っておりますが、その工程でいちばん手間がかかるのが肉の解体作業です。
細かい筋の1本1本まで取り除き、完全に肉だけにします。
この作業は明宝ハムにとっては重要な作業です。

明宝ハムは、保存料・着色料・酸化防止剤、増量剤などの食品添加物は使用しておりません。
極微量の亜硝酸Naとリン酸塩を用いています。
ハムの起源はドイツの岩塩を使用して造っているために、発色剤が天然成分として入っていました。
もともと、亜硝酸Naは天然の岩塩に硝石(硝酸菌により亜硝酸塩に分解)として存在し、発色効果のほかに塩漬した豚肉を見事に美味しい味に変化させる不思議な作用やボツリヌス菌を防ぐ作用等があります。
私どもが用いる量は厚生労働省の安全基準の1/3以下で、発色を目的としてはいませんが、製品の表示に発色剤と記載しているのは厚生労働省の食品衛生法の表示法により表記しております。

これが幻のハムと言われた「明宝ハム」です。
当店人気No.1のロングセラー商品です。
豚のもも肉だけを使い、丹念に手作りで仕上げたこだわりのハムとプレミアムハムナイフのギフトセットです。

この明宝ハムを最適にスライスするために開発されたプレミアムハムナイフは、刀都関市で包丁づくり70余年の歴史を有するマサヒロの刃物製造技術の粋を集めた逸品です。

【明宝ハムの上手な切り方】
●明宝ハムの食感を楽しんでいただく最適な厚みは、8～10mmです。
●円筒状の明宝ハムは押切りをしますと、カット時に刃が垂直に下りずきれいに切れない場合があります。
波刃形状のプレミアムハムナイフは押切りではなくナイフを引きながら、切っていただくと切れ味良くカットすることができます。
●明宝ハムの両端には金属の留め具が埋まっています。
両端を切るときは端から10mm程度空けてカットしてください。
刃が金属に当たると破損する恐れがあります。