1919（大正8）年、「良きが上にも良きものを」という大倉孫兵衛、和親父子のもとに創業された大倉陶園は、上質の原料を用い、品質の高い磁器を作り続けています。

製品は“セーブルのブルー、オークラのホワイト”と称され、“色の白さ、磁器質の硬さ、肌のなめらかさ”に大きな特徴があります。

さらに大倉陶園独自の技法である『岡染め』『エンボス』『漆蒔き』などの技法は、
他には見られない品格のある個性を醸し出します。

その作品は日本の文化と伝統に裏付けられた高級美術食器として、皇室をはじめ日本国迎賓館や一流ホテルなど各方面でご愛顧いただいております。

伝統の技術を守るだけでなく、創立者のものづくりの心を引き継ぎ、新たなる挑戦を常に試みております。

商品設計から生産・出荷まで、一貫して横浜市戸塚区に構える本社・工場で行なっている様子を、間近でご覧頂けます。
世界でも類を見ない1460度という高温で本焼きを行う専用窯や、国家技能検定1級を取得した選りすぐりの絵師たちが心を込めて絵付けを行う工程など、大倉陶園のものづくりをお楽しみください。

また最後にご案内する本社工場併設のショップでは、スタンダードな商品から直営店オリジナル品、記念品や引出物をはじめとするオーダー品まで、幅広くご注文いただけます。
本社店ならではの品揃えで、皆様をお迎え致します。

【ブルーローズ モーニング碗皿】
使いやすい大振りのモーニングカップ＆ソーサー。
人気のブルーローズの絵柄に、金でイニシャルを1文字お入れします。

【ブルーローズ 23cm皿】
美しく白磁に染み入る紺青の薔薇。決して真似のできない深みのあるブルー。冴え渡る美しさが光ります。爽やかな朝、
ランチに、そして優雅なディナーにとシーンを選ばず、またどんなお料理やテーブルに合わせてもお使いいただきやすい器です。

【ブルーローズ ポリッジボール】
シーンを選ばず、またどんなお料理やテーブルに合わせてもお使いいただきやすい器。
シリアルはもちろん、サラダやミネストローネなどのスープを入れても素敵です。

※イニシャルは、ブルーローズ モーニング碗皿のカップ内側にお入れ致します。
 

「岡染め」技法は、本焼成した白生地の上にコバルト質の絵具で絵付けし、再度世界最高温度約1460度の本窯で焼成することで、絵具を釉薬（うわぐすり）の中に沈み込ませ、独特の深みのある紺青の表現を生み出す技法です。
世界に誇る大倉陶園の「白」を持つ白磁だからこそ映える技法でもあります。絵具が釉面の中に溶け込んでいるので、表面は艶やかで滑らか。永く、変わらず、安心してご使用いただけます。