1570～1600頃に「小柳屋」として創業。
酒銘の菊姫は、白山信仰の総本山である白山比咩神社に祭られる菊理媛尊からと伝えられる。
霊峰白山からの雪解け水から醸し出される美酒は、太閤記にも記され「加賀の菊酒」と呼ばれて、豊臣秀吉が晩年に開催した醍醐の花見でも献上されている。
菊姫は、全ての工程、原料で最高のものを追及するが、中でも原料米のほとんどが最高級の兵庫県産特A山田錦を使用、そして熟成によって原料のポテンシャルを極限まで引き出す技術は特筆すべき点。
流行や目新しさを追わず、米の旨味がしっかり感じられる唯一無二の酒を造っている。

兵庫県産特A地区産の山田錦を使用した山廃仕込みの純米酒。
凝縮された良質な米の旨味。山廃らしい強いコシと酸味。
それに加えて熟成による厚みにより濃淳で力強い味わいに仕上がっています。
燗にすると、香りはより豊かに立ち上がり、辛口寄りのお味に。
様々な温度帯でお楽しみ頂けます。