1823年、車多太右衛門氏によって創業されました。
昭和40年代の高度成長期、他の造り酒屋は質より量を求めていた時代でした。そんな中、7代目当主の車多壽郎氏と能登杜氏の四天王の一人、中三郎氏(現顧問杜氏)が二人三脚で取り組んできた山廃仕込みで、現在の天狗舞のスタイルを確立し、その後も高品質な「量より質」の酒造りを行っています。
酒造りには霊峰白山から湧き出る伏流水と加賀平野に実った良米を使用し、じっくりと熟成をさせることで、味わい豊かで切れの良い日本酒を目指しています。
商品は、伝統の山廃仕込みを中心とした味わい豊かな酒質の天狗舞、特約店限定流通のモダンで軽やかな酒質の「五凛」二つのブランドを主軸として構成されています。
近年では、皮膚のコラーゲンを増やす効果があるという日本酒成分のα-EGを豊富に含んだ"shure"ブランドをリリースするなど、新しい取り組みもスタートさせています。

弊社代表の君嶋哲至が、情熱を感じる商品を造っている蔵元に直接依頼して作られるオリジナル「情熱シリーズ」。この度、「天狗舞」を醸す石川県の車多酒造により君嶋屋情熱シリーズ用のスペシャル商品を造っていただきました。

純米大吟醸を仕込んでいるタンクから、弊社代表の君嶋が食中に合う味わいを表現したものを指定し、情熱シリーズが誕生しました。
酒米には山田錦をベースとして、石川県オリジナルの酒米「百万石乃白」も一部使用されています。酵母には車多酒造保有のトラディショナル酵母が使用されています。
食中酒としてどのような味わいを見せてくれるのか、楽しみな一本です。

純米大吟醸らしい上品な華やかさを兼ね備えながら、食中酒に適したバランスの良い旨味が楽しめます。
高精米ではあるものの、綺麗な味わいがしっかりあり幅広いおつまみと楽しめます。
お魚はもちろん、少しクセのあるおつまみまで合わせられる包容力が魅力です。