ポル・ロジェは1849年設立の歴史を持つ家族経営の造り手で、あのクリュッグやボランジェに並ぶ最高評価3つ星のシャンパーニュとして評価された実力派のメゾンです。

特に英国と深いつながりを持ったメゾンで、元首相のサー・ウィンストン・チャーチルもその味わいの虜になり、毎日のようにポル・ロジェのシャンパーニュを飲んでいたんだとか。あまりにも惚れ込みすぎて、自分の競走馬に「ポル・ロジェ」と名前を付けたことで、一躍その名前が世界中に知られることとなりました。

2004年には英国王室御用達に任命され、ロイヤルウェディングの乾杯に供されるなど注目度も抜群なポル・ロジェのシャンパーニュ。木樽を使用せずステンレスタンクで発酵させることで、ぶどうの繊細な味わいを活かしたスタイルにこだわっています。極めて優美で繊細、キラキラと輝くきめ細かな泡が心地よい逸品です。

ラベルからキャップシールまで白で統一された高貴で美しいボトルは、ご結婚のお祝いや、大切な方へのギフトとしても喜ばれること間違いなし！
 
こちらのシャンパーニュは、イギリスのハリー王子とメーガン・マークルさんのロイヤル・ウェディングのパーティで採用された逸品。2011年に行われたウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式に続いて、兄弟で2回連続の採用となったんです。
 
イギリスのみならず、世界中の人が祝福するおめでたい席で、きっと高貴な純白のラベルが一層輝いていたのではないでしょうか。
 
もちろん、英国王室で長く愛されるだけあって味わいは抜群ですよ！
 
こちらのブリュット・レゼルヴはとても贅沢な造りで、一番搾りの果汁だけを使い、手作業で丁寧に造られているんです。
 
その味わいは、深みを生むピノ・ノワール、繊細さを生むシャルドネ、豊かな果実味のピノ・ムニエという、シャンパーニュの基本品種となるぶどうを等分にブレンドした品種構成で、バランスのよさに定評があります。
 
洋梨や白い花の華やかな香りに、時間がたつにつれ現れるブリオッシュやヴァニラ、焼きリンゴのような甘く香ばしいニュアンスが心地よく絡み合います。口当たりの細かな泡と、芯がありながらも幅広く尖らない酸味が、ワイン全体にふくよかな印象を抱かせてくれます。
 
温度が上がっても決して酸味だけが浮かないのは、そのほかの要素がしっかりとボリュームを持って構成されているから。余韻に感じるオレンジピールやカルダモンなどのスパイスを連想する甘苦さも後口をしっかりと引き締めてくれる、バランスよくコクのある、飲み応え十分な一本です。