鳥取県倉吉市に蒸留所を構える松井酒造は2015年にウイスキー製造免許を取得、2017年にポッドスチルを３基購入しウイスキー原酒の蒸留を開始しました。蒸留所のある倉吉は大山を臨む広大な自然環境に囲まれ、日本有数の自然林の宝庫でもあります。

気候は日本海側で寒暖差が大きくウイスキーの熟成が進みやすく、また、ウイスキー造りには欠かせない上質な水に恵まれています。倉吉の水は柔らかく、全てを包み込んでくれるような味であり、その特性は仕上がったウイスキーにも受け継がれています。

まだウイスキー造りはスタートしたばかりの若い蒸留所ではありますが、国際的なコンテストで受賞歴を重ねており、今後目が離せない注目の蒸留所です。

広大な大自然の中で蒸溜された原酒を希少なサクラ材の樽で熟成しました。原酒のもつモルト香やビター風味を活かしつつ、ほのかに薫る甘くかぐわしいサクラの香りが口いっぱいに広がります。
大山山系の良質な湧き水を使用してまろやかに仕上げ、心をこめて丁寧に作り上げた逸品です。