”もの凄い鯖”で注目されている越田商店の文化干しです。原料には大型のノルウェー鯖を使います。生原料で約600gサイズを使用（出来上がりの量目で約200g）。手作業で骨際を狙って3枚卸にし、48種類もの酵母菌や乳酸菌が生きている秘伝のつけ汁にざぶん！気候にあわせて短時間陰干しにした後に冷凍します。そのため解凍した時には、生っぽいのが特徴です。脂も多いノルウェー鯖なので、あまり長く干しては酸化を呼ぶからです。しかし焼き上げた時に状態は見事。皮目の香ばしさ、脂の乗り、肉の厚さ、旨み。酒肴にも良いですが、やっぱり熱々の白飯が一番。たっぷりの辛い大根おろしと醤油をご用意ください。取引先から絶賛の声多数。絶品の干物、ぜひご賞味ください。

【創業昭和22年　越田商店】
越田商店ではすべて手作業で鯖をおろします。 機械を使うと、背骨周りが削られてしまいますが、手でおろせば、真ん中の骨しか残らないので歩留まりも良いです。 もうひとつの大切な理由、それは、手でさばくと身に点々と残る骨の髄にあります。この髄は、例えば鯖を１日2000枚おろしたら、どんぶり１杯程度とれます。 その髄が46年分、特製のつけ汁の中に溶け込み、これが越田の命ともいえる、つけ汁に重要な成分となっています。このつけ汁、なめてみると甘く感じるほどの旨みが詰まっています。48種類もの酵母菌や乳酸菌、日本に居ないはずの菌などが住みつき独自の生態系を構築しているのです。これにより、干物の旨味成分も増えるのです。そのため塩辛さや臭みも一切ありません。