蔵元直営ヘリオス酒造 STOREE SAISON店

【沖縄の酒文化を世界へ】
～旨いだけでは終わらない百年先につながる酒造りを目指して～

山々と清らかな水が豊富な沖縄県本島北部、やんばる地方の玄関口にある名護市許田(なごし・きょだ)。
古くから「水の都」と呼ばれてきたこの地で、大自然の恵みを贅沢にうけて、私どもヘリオス酒造のお酒は生まれます。

創業年1961年、「酒はその土地で獲れる作物で造る」という信念のもと「沖縄のサトウキビ」を原料に洋酒ラムの製造から始まり約60年、「沖縄の酒文化を世界へ」を目標にかかげ、独自の歴史と自然の恩恵を受けた豊かな地域資源を活かし、原料にこだわり、伝統的な製法を大切にしながらも、時にそれにとらわれすぎない自由な発想を取り入れて、【泡盛、スピリッツ、ウイスキー、リキュール、ビール、発泡酒】と6種類の製造免許を取得。
新しい酒文化の楽しみ方や地域に根差した本物の酒造りを、さらには泡盛の副産物である「黒麹菌で発酵させた醪(もろみ)」を原料とした「天然クエン酸発酵飲料のもろみ酢」造りを追求してまいりました。

中でも1991年の発売から約30年、親しまれ続ける琥珀色のロングセラー泡盛古酒「くら」は、600年以上守られてきた泡盛独自の伝統的製法に、「沖縄のさとうきびで造るラム」の製造から始まり長年に渡り磨かれてきた「蒸留」と「オーク樽での熟成」という技術が最高の形で出逢い生まれました。

酒の熟成をより促すといわれるポットスチル(銅製蒸留機)を沖縄で唯一導入し、熟練の蔵人の蒸留技術による質の高い「くら」の原酒を、「森の王」とも称される樹齢70年以上の北米産ホワイトオークを原木に選び、古酒「くら」だけのために造られた専用のオーク樽「くらのゆりかご」で三年以上、時間と手間を惜しまず、ゆるやかな川の流れのようにゆっくりと。

今この時も、古酒蔵・一の蔵にある600、二の蔵にある2000ものオーク樽の中では、「くら」の原酒が静かに熟成の時を重ねています。
泡盛をはじめビール、リキュール、ラム、ウイスキーと沖縄の歴史と共に自然の中で育まれてきました、数々の銘酒をご堪能いただけましたら幸いです。